まめこ
マーリア
しかし、油断は禁物!スリや置き引きなどの被害は日本より多いんです!
旅行中に悲しい思い出を作らないためにも、基本的な心構えと安全対策はしっかりしておきましょうね!
Contents
ハンガリーの治安全般
ハンガリーは、基本的に治安が良く、旅行者が不安なく観光を楽しめる場所です。
列車・地下鉄・トラム・バスなどの地元の乗り物も、旅行客が使うのに不自由ありませんし、町を歩いていても大きな危険は感じません。
しかし、やはり海外。日本とまったく同じようにしていては、思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
特にスリ、置き引きには十分注意してください!
旅行中のトラブルとその対策
実際にハンガリーや周辺国であったトラブルと、その対策をご紹介していきます。
列車内で荷物が盗まれる!
最近、ウィーン-ブダペスト間の国際列車(Rail-Jet)内において、荷物の盗難被害に遭われる旅行者の方が数多くみられます。特に、オーストリアからハンガリー国内に入ってから数駅の間に盗難に遭うことが多いようです。
特に国際列車での盗難が多いとのことですが、地下鉄、路面電車、バスなどでも盗難の危険は大いにあります!
- 荷物は網棚に置かず、足の間などに置く
- 可能であればワイヤーなどのロックをかける
- 手荷物は絶対に身体から離さない(斜め掛けバックなどがおすすめ)
- 列車内で寝ない(←日本人にありがち)
など、気を付けるようにしてくださいね。
車内ではついつい安心してしまいがちですが、
●バッグから物を取り出そうとして、バッグを隣の座席や前の座席の背もたれの小さな棚に置き、十数秒目を離した隙にバッグを盗まれた。
●ブダペストから列車に乗車した際、カバンを座席の上に置き、キャリーケースを網棚に上げていた間にカバンを盗まれた。
といった、ほんの少しの油断が被害につながったケースもあります。
おそらく、「この人はいけそうだ」と犯人には目をつけられていて、ちょっとしたスキに盗られてしまったのでしょう…。
服装や持ち物からも目を付けられやすい場合があります。
マーリア
特に女性の場合は、旅先でもいつもと変わらないおしゃれがしたい!という気持ちもあるでしょうが、パンツスタイルにニット、シンプルな靴など、できるだけ地味目な服装のほうが目立たないのでおすすめです。
市場でスリにあう!
市場に限らず、
- 人の集まる観光名所
- 鉄道の駅
- 地下鉄車内
- トラム車内
- レストラン内
- のみの市
など、どこでもスリに合う危険性は高いです。
マーリア
特にクリスマスマーケットの時期は、あちこちでイベントが開催されるため人も多く、スリ・置き引き被害も多くなります。
ブダペスト市中心部のクリスマスマーケット会場で、日本人女性が着ていたダウンジャケットを刃物で切り付けられるという事件も発生しました。
このような刃物を使った事件はめったにありませんが、安心しすぎず緊張しすぎず、目立つ服装や行動をしない、スキを見せないように心がけましょう。
特に旅行者の場合は、あちこちキョロキョロしたり、写真を撮ったりしていて狙われやすいということを忘れずに。
マーリア
スリに合わないための心がけは、ぜったいにしておくことをおすすめします。
- 上着のポケット、ズボンのお尻のポケットなどに貴重品を入れない
- バッグはファスナーなどで口がしっかり閉まるタイプを使い、ファスナー部分を手でおさえる
- バッグは斜め掛けタイプなど、ひったくりに合いにくいタイプがおすすめ
- 貴重品は一か所に入れない。もしもの時に備えて、隠しマネーがあると安心。
- やたらと密着してくる人がいたら注意!
- 荷物は体から離さない!
男性がやりがちなのが、「上着のポケット、ズボンのお尻のポケットなどにお財布を入れる」こと。
特にお尻のポケットにお財布を入れていてスリにあったという日本人男性を何人か知っています。
また、上着のポケットにお財布を入れていて、レストランで上着を椅子にかけていたところ、気づいたら財布がない!というパターンもあるそう。
さらに、かばんを持つ習慣のない方は、レストランなどでもお財布、スマホ、腕時計、といいった貴重品をテーブルに出しっぱなしにしがち。
マーリア
その時には盗まれなくても、ターゲットにされる可能性大です!
券売機でチケットが盗み取られる!
交通機関の券売機に購入したチケットが出てこないよう細工がなされており、チケットを盗まれる被害に遭いそうになったとの報告がありました。
ブダペストのトラム乗り場で起きたトラブルです。
日本でも、券売機のおつりが盗られる細工が問題になったことがありますよね。
故意に限らず、機械の不具合という場合もありますし、可能であればチケットは窓口で買う方が安心です。
客引きによるぼったくりレストラン・バー
最近はあまりないようですが、知人がブダペストで被害にあいました。
その方は海外旅行慣れしている方なので、様子見がてら「あえて」客引きについていったそうですが…
飲み物とちょっとしたおつまみで「なかなかのお値段だった」そうです。
トラブルを避けるためにも、客引きしている人にはついていかないようにしましょう。
ハンガリーの治安・安全対策 まとめ
ハンガリーの治安は、良いといえます。
しかし、スリや置き引き、列車内での荷物の盗難などについては日本より多い印象です。
対策としては、海外旅行の基本的な注意をおさえておけばOK!
- 上着のポケット、ズボンのお尻のポケットなどに貴重品を入れない
- バッグはファスナーなどで口がしっかり閉まるタイプを使い、ファスナー部分を手でおさえる
- バッグは斜め掛けタイプなどひったくりに合いにくいタイプがおすすめ
- 貴重品は一か所に入れない。もしもの時に備えて、隠しマネーがあると安心。
- やたらと密着してくる人がいたら注意!
- 荷物は体から離さない!
などに気を付けましょう。
ある程度気をつけてさえいれば、ターゲットにはなりにくくなります。
また、目立たない行動、地味目の服装もおすすめです。