まめこ
マーリア
なんとなく風景を眺めるのと、その背景を考えながら見るのとでは感じ方がまったく変わってくるはず。
せっかく旅行に行くのなら、
- ハンガリーの有名スポット
- 歴史
- 文化
- かんたんな言葉
などを事前に知っておくと、旅もいっそう味わい深いものになります。
この記事では、ハンガリー旅行前に読んでみたい本をまとめてご紹介していきます。
観光に便利なガイドブック
旅行に行くなら欠かせないガイドブック。
電子書籍も良いですが、充電のことなどを考えると紙の本が一冊あると安心です。
地球の歩き方 ハンガリー
言わずと知れた、ガイドブックの大定番!
ハンガリーのように、ガイドブックの数が多くないような国は、やはり「地球の歩き方」が一番情報が多くておすすめ。
ハンガリーにじっくり滞在するなら、ぜったいに必要な1冊です。
地球の歩き方 中欧
ハンガリー以外の国も回るなら、「中欧」版もおすすめ。
各国版と比べると、それぞれの国の詳細情報は少なくなってしまいますが、ガイドブックを何冊も買うより軽いしお安く済みます。
るるぶウィーン・プラハ・ブダペスト
雑誌ならではの写真の多さ・カラフルさ、そして特集ページが魅力!
ウィーン、プラハ、ブダペストそれぞれの見どころや名物が分かりやすく載っています。
ガイドさんのいるツアー旅行なら、これくらいでも大丈夫かもしれませんが、自分で観光名所をまわったり、都市間を移動したりするならば、るるぶ+地球の歩き方があると安心です。
ブルーガイドわがまま歩き ウィーン オーストリア ブダペスト プラハ
周遊する方の多い、ウィーン・ブダペスト・プラハに絞ってまとめられたガイドブックです。
ウィーンやプラハへの立ち寄りを考えている方はぜひ!
ハンガリー情報は少々少なめですが、るるぶ同様kindle版なら0円なのがお得です。
マーリア
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街歩きのヒントになる本
興味のあるテーマがあればぜひ。普通のガイドブックでは紹介されていないようなスポットも載っています。
夢見る美しき古都 ハンガリー・ブダペストへ
ブダペスト在住のフォトグラファーの方が書いたブダペストのガイドブック。
本格的な旅のガイドというよりは、写真集や読み物としても楽しめる本になっています。
ブダペストのどんなところへ行ってみたいか、街の特徴や雰囲気をつかむのにぴったりです。
皇妃エリザベートをめぐる旅
オーストリア=ハンガリー帝国の皇后およびハンガリー王妃であったエリザベート。
ハンガリーでは、エルジーベット、愛称はシシイと呼ばれ親しまれています。
シシイはハンガリーを好み、ハンガリー語も得意だったそう。
各地にあるエリザベートゆかりの地をまとめて紹介したのがこの本です。
ハンガリーだけでなく、ドイツ、オーストリアのゆかりの地も載っていますので、全部回りたくなってしまいますね。
ハプスブルグ家の食卓
650年も続いたハプスブルグ家の栄光の陰には、食べ物の力もあったに違いない!ということから、彼らが一体何を食べ、どんな生活を送っていたのかを読み解いていく一冊。
オーストリア=ハンガリー帝国の時代にハンガリー国王を兼任したフランツ・ヨーゼフや皇妃エリザベートの食生活も載っています。
特に好んだメニューや食材、当時のレシピなど、歴史が得意でなくても楽しめる一冊。
世界の建築・街並みガイド (5)
旅行の楽しみ方はいろいろありますが、そのうちの一つはやはり、建物や街並みを見ることでしょう。
この本は、各地域の建築の研究者の方々がまとめただけあって、写真もカッコよく、それぞれの建物に詳しい説明が付き、建築史の読み物もあります。
普通のガイドブックだけでは物足りない、建物好きの方にぴったりの内容です。
専門の方が書いただけあって、専門的な言葉も時々ありますが、一般的な旅行ガイドでは紹介されていないような細かなエピソードまで書かれていて知的好奇心がくすぐられます。
ハンガリーの文化を知る
最近人気のハンガリー刺しゅうや陶器などは、お土産選びのヒントにもなりますね。
可愛いハンガリー刺しゅう
ハンガリーのお土産やさんで必ず見かけるのが刺しゅう小物。
近年は、カラフルでかわいらしい色使いと図案が日本でも人気です。
著者の筒井はるみさんは、ヴィオラ奏者としてハンガリーに留学したことからハンガリー刺繍に出会ったのだそう。
ハンガリー刺繍への愛情がつまった一冊です。
刺し方はそれほど難しくないので、ハンガリー刺しゅうに興味のある方はぜひ!
東欧のかわいい陶器:ポーリッシュポタリーと、ルーマニア、ブルガリア、ハンガリー、チェコに受け継がれる伝統と模様
「ポーリッシュポタリー」という言葉もよく聞くようになりましたが、最近ポーランドの食器が日本でも人気が出ているようです。
もちろん、ハンガリーも負けてはいません!
この本では、ハンガリーの有名陶磁器メーカー「ジョルナイ」についても紹介されています。
お土産選びのヒントにもなりそうな一冊です。
ハンガリー語を学ぶなら
せっかくなら、現地の言葉にもチャレンジしてみませんか?
旅の指さし会話帳49 ハンガリー(ハンガリー語)
ひとり歩きの会話集 チェコ語・ハンガリー語・ポーランド語
ハンガリー語だけでなく、チェコ語、ポーランド語も載っているので、周遊にはぴったり!
ちょっとでも現地の言葉に触れると、親しみがわきますね。
ハンガリー語の入門
もっとしっかりハンガリー語を学んでみたい!と思った方はこちらがおすすめ。
少々お値段は張りますが、数少ないハンガリー語の語学本です。
音声がアプリで聞けるとは、便利な世の中になりましたね!
番外編
ハンガリー情報が直接載っているわけではありませんが、ハンガリーへの興味がわいてくる本を集めました。
ブタが好きすぎてハンガリーの国賓になりました
ハンガリーの「食べられる国宝」として知られているマンガリッツァ豚がきっかけとなり、ハンガリーの国賓となった漫画家さんのコミックエッセイです。
これを読んでからマンガリッツァ豚の料理を食べたら感慨もひとしお!
彗星物語
日本人一家にハンガリー留学生がやってくる。その中で起こった様々な問題や人間関係をつづった小説。
「カミング・ホーム」のタイトルでドラマ化もされました。
宮本輝自身がハンガリーを旅した時に通訳をした青年が、翌年留学のため来日するという体験を経て完成した小説なのだそうです。
ちなみにその時に通訳をつとめた青年というのが、のちに在日ハンガリー大使をつとめたセルダヘイ イシュトヴァーン氏。
葡萄と郷愁
東京とブダペスト。同じ日の同じ時刻の二人の女性に起こったことが語られていきます。
同じく宮本輝の作品です。
ドナウの旅人
宮本輝が西ドイツからオーストリア、ユーゴスラヴィア、ハンガリー、ブルガリア、ルーマニアを実際に取材した体験をもとに、「ドナウの旅人」の小説が生まれました。
この取材旅行の通訳をつとめたのが、上の「彗星物語」のところでご紹介したセルダヘイ イシュトヴァーン氏なのだそうです。
本でイメージをふくらませてハンガリー旅へ
定番のガイドブックからハンガリーが登場する小説まで、ハンガリー関連の本をご紹介しました。
気になるものからぜひ読んでみてくださいね!
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